センターの建築



プロジェクト・プラン


神殿


ご神前


クレストン・リトリート

野外ホール



神慈秀明会の理念は、おもに自然と美の尊重に基礎を置いている。私たちの環境に対する敬意から、 秀明国際交流センターの設計と建設は、いかに自然環境に対する影響を最小限にとどめるかということを最重要課題としている。可能な限り、あらゆる場所に持続可能な素材が用いられる。最終設計が出来上がるまでに、コンピュータモデルを用いて年間を通 して日光と太陽熱が最大限取り入れられるよう建物の向き、窓の位置が検討された。自然の空気循環を利用した換気システムを採用し、冷房や空調に消費される エネルギーを軽減する。センターの電力は太陽光発電パネルから主につくられ、公共の電力はバックアップ システムとして利用される。熱は太陽集熱器から取り入れられ、最高の断熱素材であり、もっとも古くから 人間に知られている麦わらがクレストンの厳しい冬を和らげるため広範囲に採用される。また、麦わらは最高の断熱素材であるだけでなく、耐火性も非常に高い。

いくつかの建物は部分的に周囲の斜面 の地下に埋められ、室温の均一化と景観との一体化を実現する。建物の屋根は近年開発された亜鉛複合材が採用され、有害な化学残余物が雨水によって環境に排出することはない。加えて、亜鉛素材の灰色は、建物を視覚的に周囲の自然環境に馴染ませる。 秀明国際交流センターの初期計画として、神殿、食堂兼ホール、管理棟、野外ホール、小規模な自然農法の圃場が建設された。食堂には大きな地下食料庫を設け自然農法の収穫物を保存し、従来の冷蔵設備の使用を最小限にする。約1000平方メートルの自然農法の区画は、実験圃場と 奉仕者やお客様の食材の両方に使われる。最大8名が管理棟に宿泊可能で、神殿の地下には1人が常に宿泊 できるスペースが設けられている。ナイロン帆布の日よけを設置した野外ホールは講義やシンポジウム、 文化イベントなどに活用される。

神慈秀明会はクレストンの自然の美を保全するのみでなく、その歴史的遺産も保存していく。19世紀の 金鉱山跡地に位置する秀明国際交流センターは、その設計の中に採掘会社のために貧しい移民たちが建てた 古い石壁を取り入れた。日本からのボランティアによって修復され、その壁はアメリカ移民の祖先たちの過酷な労働に対する追悼となる。

神慈秀明会クレストンプロジェクトは、コロラド州ボルダーのPEH設計事務所代表、ピーター・ハインツ氏の協力の下、アメリカ神慈秀明会のメンバーであるローレンス・ドイチュにより設計・管理されている。

 

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* 神慈秀明会に関する詳細、理念、活動に関しては、Shumei.orgをご覧ください。